先日、私設図書館をされていた方から素敵な絵本をたくさん買い取らせていただきました。その中の絵本で、エズラ=ジャック=キーツ作の絵本を3冊ご紹介します。
【ピーターのくちぶえ】
この絵本を読んでいて、すぐに懐かしさが込み上げてきました。自分の幼少期と重なる部分が多かったからです。
ある日、少年が犬にくちぶえを吹いて呼んでいる姿を見たピーターは、自分もくちぶえを吹けるようにたくさん練習をします。
くちぶえは教えてもらって簡単にできるものではなく、ふとしたキッカケでコツを掴むもの。
ピーターがくちぶえを吹けるようになるまでのお話です。彼がくちぶえを吹けるようになったきっかけはなんだったのか。
ピーターの成長と日常を描いた作品。
何度も読み返せる一冊です^ ^
【ピーターのいす】
ピーターに妹ができます。
彼が赤ちゃんの頃に使っていたベビーベッドや椅子。どれも思い出のあるもの。
それがある日突然、女の子カラーのピンクに。。
ペンキで色を塗られているところを見て大慌てのピーター。
はじめての"お下がり"に戸惑うピーターですが、お兄ちゃんになることへの自覚、成長もこの絵本を通して感じることができます。
兄妹のいる家庭ではあるあるな出来事ですが、当事者の子どもたちにとっては1つの試練。ピーターの成長をますます見守りたくなる一冊に感じました^ ^
【ピーターのてがみ】
少し大きくなったピーターが、女の子にてがみを出します。
手紙の書き方もまだわからない彼が母からのアドバイスを受けながら、てがみをポスト投函しにいきます。
その道中もさまざまな試練に立ち向かいながらポストを目指すピーター。
小さな恋心がチラッと伺える内容に、
ピーターの成長に応援したくなる気持ちが。↑
こちらも心もくすぐる可愛いお話でした^ ^
キーツの絵本は他にも数冊出版されておりますが、今はこの3冊。
店頭にて販売しております。
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古本李茜舎 担当 サトウ
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